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短編小説 「俺はここに立ちつづける

第4章 トリプルアンコール

会場は割れんばかりの"康平コール"。声が小さくなることもなく、みんな
必死で叫び続ける。本編のライブで感じたこと、大友は"俺はとやかくは
言わない。俺達を信じてついて来い!!"そんなことを言っているのでは
ないか?それほどすばらしいライブであった。
そしてメンバー登場。いきなり始まったのが
ff
そしてBRIDGE
大友さんの"負けてたまるか〜"の叫びで始まったのが
Ambitious
この叫び大友の俺達へ対するメッセージだった。(と俺は思う。)

このアンコールのプレミアムな3連続。実は、この3曲はDOGのライブで
非常に重要な役割をもった3曲であることに気づいた。
まず、"ff" この曲はコブシを振りつづけなければならない唯一の曲である。
最近じゃ結構つらいが、なぜか無理してでも振りつづけてしまう。しかも唯一
みんなで合唱する曲である。今回も武道館内、見事に合唱していた。
そして"BRIDGE" この曲は唯一、タオルを投げる曲。この一瞬を楽しみに
しているファンも多いはず。
最後は"Ambitious" 実は、Aメロ、Bメロ、サビのパターンがファンみんなが
統一しやすく、一番ファンにまとまりがある曲である。(と思う。)
したがって、この3曲はライブに欠かせない要素を十分にもった曲なのである。
まぁ、私の個人的なうんちくと思ってきいてください。
そして特になにもいわずメンバーは引き上げていった。

またもや康平コール。さっきよりより一掃強く聞こえる。
多分、大友さんの"負けてたまるか〜"の叫びが心に届いたのであろう。

そして2回目のアンコールが始まった。
アンコール2回目の1曲目は、おちょくられた夜
さらに、DESTINY。大友さんのステップがちょっとふらふら気味。
だけど会場のテンションも高い。アンコールなのか本編なのかよくわからない。
そして最上級のバラード。"J"のバラード
今日、一番のバラード。会場がシーンと静まり返った。
メンバーは引き上げてしまった。

3回目の康平コール。そして3回目のアンコールにて、ついに大友さんがあの
話題について口を開いた。
"ファンのみんなに不安を与えたのは恥ずかしいことでであり・・・・・
おれの輝きつづける場所はここしかないし・・・・・・・
おれはここに立ちつづけていきます。"
"心配かけてゴメン"

この言葉にはいろいろな意味がこめられている。ただ俺は、素直にこの言葉
を受け入れた。それは、今回のLIVEが物語っている。今、DOGは厳しい状況
にいるのは間違いないと思われる。ただ、"Ambitious" が始まる前の"負けて
たまるか〜"の叫びどおり、これからDOGは這い上がってきてくれると思う。
そして"嵐の金曜日"のイントロが流れた。なんかイントロでのギターが心に染
みる。
間奏でのメンバー紹介。これで今日のライブも終わり。最高のライブだった。
なんともいえない満足感と少しのせつなさが残り・・・・・

そしてこれで終わりと思いながらもあの曲を期待。
やっぱりDOGは期待を裏切らない。ブッチャ-が力強くドラムを叩く。最後は
やっぱりこの曲。ラストナイト・ラストタイム。会場の誰もが喜んだ瞬間である。
そして、曲が2番になる頃、この最高のライブが終わりに近づいていることを
感じる。
"寂しいねえ〜最後の曲が終わるとは〜♪もうおしまいさ〜♪"
会場のほとんどの人が固唾を飲んで、次の言葉を待つ瞬間。
そして少し間があいたが、大友さんが叫んだ。
"またこいよ〜"
会場中に今日一番の歓声があがる。俺も涙が出そうになる。今まで心の中に
あったもやもやが吹っ飛んだ。
そして本当にライブが終わった。会場内に"ROAD"が流れる。そしてメンバー
が最高の笑顔で会場のDOGKIDSに手を振る。そしてステージの扉が開き、
メンバーが去っていく。
去ったあとも会場ないの手拍子は鳴り止まない。それどころか、どんどん大き
くなってゆく。拍手は"ROAD"が終わるまで続いた。その間、自分の席を離れ
るものはいない。さらに会場中がひとつとなり、手拍子が行われる。なかなか
終わらない。

やっぱり、DOGのライブは最高。こんなライブができるバンドは日本にはいない。
武道館が似合うバンドNO1は間違いなくDOGだ。
このバンドが無くなるはずがない。
そして興奮さめやらぬなかライブは幕を閉じた。

第5章へ つづく


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